教育部

平成20年度より設置し,『卒後教育班』『臨床実習教育班』『管理・運営教育班』の3つの班で構成されています.各班それぞれに研修会開催や手引き書の作成,教育システム作りなど活発に活動しています.

 

【卒後教育班】

理学療法士として必要な基礎的知識習得のため,日本理学療法士協会の新人教育プログラムの単位認定を基に,必須初期研修,理学療法の基礎・臨床・専門性・人材育成等の講義テーマで年間2回の新人教育研修会を開催しています.また,熊本県の新人教育プログラム単位認定の履修率向上を目標に取り組んでいます.未修了の方は是非とも新人教育研修会で生涯学習ポイントを取得し,認定・専門理学療法士へステップアップしましょう!!

 

【臨床実習教育班】

臨床実習教育の一助となり、学生と臨床実習指導者共に発展できるための手引き書を目指して、「熊本県版スーパーバイザーの手引き(平成239月)」と,更にバージョンアップした「熊本県版臨床実習指導者の手引きVol.2(平成303月)」を発行し,普及啓発活動に励んでいます.また,平成3010月に厚生労働省・文部科学省より通知された理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の改正に合わせ,診療参加型実習の基礎知識や進め方について理解し,本質的な臨床実習教育に繋がる内容で,臨床実習教育研修会の開催も行っています.今後,厚生労働省が指定する臨床実習指導者講習会の対応に向けても取り組んでいきます.

 「熊本県版スーパーバイザーの手引き」,「熊本県版臨床実習指導者の手引きVol.2」のダウンロードは,熊本県理学療法士協会HPの以下のURLでどうぞ!

https://www.kumamoto-pt.org/other/

 

【管理・運営教育班】

現場の管理職・リーダーにとって,後進の育成並びにモチベーション向上を維持することは容易ではありません.そうした現場での悩みを抱える管理職・リーダーにとって道標となれるよう,たくさんの方が参加し易いよう,平成30年度より研修会の内容をリニューアルしました.当班で開催する管理者教育研修会は,以下に示すように管理職・リーダーとして必要な知識やスキルについて,各分野でご活躍されている講師陣の講義やアドバイスが受けられます.また,研修会では多施設の管理者・リーダーの悩みやアイデアを共有できる場として,より多くディスカッションが出来る研修を提供しています.
◆研修会テーマ

「グループ・ダイナミックス」・「コミュニケーションを活かした組織運営」・「リハ関連職種の歴史的背景と今後の展望」・「人材育成」・「理学療法士のコンフリクトマネジメント」・「医療現場に活かす医療安全」・「コミュニケーションを活かした医療紛争・クレームへの対応」など