私が理学療法士を知ったのは、祖母が訪問リハを受けていたことがきっかけでした。その後、理学療法士を調べていく中で、患者さんの怪我や病気、心と向き合っていくことができるこの職業に魅力を感じ中学二年生の頃からこの職業を目指し始めました。
現在、私は在宅支援施設で働いていますが、一人ひとりの利用者様と関わる中で、『その人らしさ』とは何かということをいつも考えさせられます。その人らしさとは、住み慣れた地域で、そこに住む人たちと共に生活していくことでまた新たに生まれてくるのではないかと思います。祖母が在宅で訪問リハを受けていた時と同様、障害や病気を持ちながらも様々なサービスを利用しながら在宅で生活をしている方はたくさんおられます。この職業に就いたことで、家族や他職種・地域との連携の大切さを学ぶと同時に、私自身も様々な人に支えられているということを日々強く感じます。
今後も、その人らしさ・笑顔のために理学療法士としてしっかり携わっていきたいです。
※写真は黄色のボールを持っている方が吉田さんです。