第23回 熊本県理学療法士学会

『輪』

〜理学療法士がつなぐ未来へのタスキ〜

学会長挨拶


お問い合わせ先

にしくまもと病院

〒861-4157 熊本県熊本市南区富合町古閑1012番地

メールdai23kaiptgatukai@gmail.com

学会事務局長:俵積田有輝

学会長あいさつ

23回熊本県理学療法士学会開催にあたって

23回熊本県理学療法士学会
学会長 波多埜 克宜

この度、第23回熊本県理学療法士学会を20191124日(日)、熊本保健科学大学にて開催させていただくことになりました。学会長を仰せつかりました波多埜克宜と申します。今年度は、熊本市南ブロックが担当となっております。

学会テーマは、「輪」〜理学療法士がつなぐ未来へのタスキ〜といたしました。昨今、我々理学療法士の活動の場は、病院や介護老人保険施設、訪問リハビリテーションや通所リハビリテーションといった医療・介護分野のみならず介護予防を含めた地域リハビリテーションなどの福祉分野、国民の健康増進に関わる保健分野、障害予防やコンディショニングなどのスポーツ分野などに携わっており、理学療法士が国民に対してますます認知されるようになっていると感じております。そのような中で本学会のテーマとなる「輪」に込める思いとして、急性期・回復期・維持期・在宅などをつなぐ輪、多職種との輪、地域との輪(地域住民・自治体・PTAなど)、領域の輪(医療・介護・予防・行政・教育)、他分野との輪 (ITAI・工学など)などを未来に向け、今以上に我々理学療法士が中心となってつないでいくためにステップアップとなる学会になればと考えております。
特別講演では「脳卒中理学療法の現在、未来」と題し、千里リハビリテーション病院の吉尾雅春先生に登壇して頂きます。
シンポジウムでは「地域包括ケアシステムの中で理学療法士に求めるもの」と題し、多職種(医師、看護師、介護福祉士、ケアマネジャー、作業療法士、言語聴覚士)とのディスカッションを企画しております。
また、パネルディスカッションでは「今まで行ってきたこと、これからの夢」と題して、県内を中心に活躍されている
5名の理学療法士に登壇して頂き未来に向けた熱い思いを紹介して頂きます。
さらに、日本理学療法士協会会長である半田一登先生をお招きし、これからの理学療法士の「あるべき姿」に対して半田会長の思いを熊本県の会員に生の声で届けて頂きたく企画いたしました。
今回初めての取り組みとして、ランチョンセミナーを企画しております。呼吸循環器系、運動器系、教育の分野において第一線で活躍されている講師をお招きしております。
演題登録に関しましては口述発表を
30演題募集いたします。多くの会員からの演題登録をお待ちしております。
盛りだくさんの内容となっており、準備している我々も現時点ですでにワクワクしております。参加される会員にとって有意義な学会となるように準備委員一同で参加をお待ちしております。当日は1人でも多くの参加者と一緒に熊本県理学療法士の「輪」を創り上げていける場になることを願っております。